枝豆の育て方 栽培方法と育て方のコツ

枝豆育てよう!

枝豆は、マメ科の野菜で、大豆を若どりしたものです。タネまきから3ヶ月の短期間で収穫でき、採れたての美味しさは格別です!タネまき後の鳥害、開花期のカメムシなどの虫害を防ぐために、防虫ネットをタネまき直後から収穫まで掛けたままにして育てます。

枝豆の特徴

科目土壌酸度株間列間収穫まで連作障害
マメ科pH6.0〜6.525〜30cm30cm約2ヶ月半〜3ヶ月あり(連作障害3〜4年

マメ科の野菜は、初生葉が出るまでは、鳥害にあいやすく注意が必要です。また花が咲く頃にカメムシなどの虫害が増えてきますので、防虫ネットで防いでおきましょう。

連作障害があり、輪作年限は3~4年です。

栽培のポイント!
  • 春まきは保温しながら育苗する
  • 根粒菌が栄養分を作り出すので、肥料は通常の半分にする
  • 植え付けは初生葉が出てからする
  • 防虫ネットで鳥害・害虫を予防し、早期発見・早期駆除する
  • 全体の8割暗い膨らんだら収穫する

枝豆の栽培スケジュール

枝豆の栽培スケジュールは次のようになります。

中間地、暖地では、年2回の栽培が可能です。夏に収穫する場合は、4月から育苗し畑へ植え付け、秋に収穫する場合は、7月に畑に直まきして栽培します。

枝豆の栽培方法

枝豆の栽培には、下記のステップがあります。

STEP1 苗づくり

枝豆の育苗期間は、他の夏野菜と比べて10〜15日と比較的短いです。ポリポット3号にタネを3粒ずつ蒔いて育苗します。

育苗中の枝豆

育苗中の枝豆の苗です。初生葉が出てきていますね。

STEP2 土づくり

野菜づくりには、土づくりがとても重要です。植え付け前に必ず野菜の種類に応じた土づくりをしておきましょう。

土壌酸度の調整

枝豆の栽培に適した酸度は、pH6.0~6.5です。有機石灰や苦土石灰を使用して土壌酸度を調整しておきましょう。

土壌酸度の測定の方法はこちら

pH投入量
pH5.0~5.5の時50g/㎡
pH5.0未満の時100g/㎡

※投入量はあくまで目安です。酸度を計りながら調整してください。

酸度調整に使用する資材は、有機石灰ではなくアルカリ性質を持つもみ殻燻炭を使用してもいいです。もみ殻燻炭は、アルカリ性質を持つ以外に、アブラムシなどの害虫を忌避する効果もあります。枝豆の天敵のカメムシに効果があるのかは不明ですが、土壌改良の目的も兼ね使用します。

たけぞうさん
たけぞうさん

土容量の約10%を目安として使用してください。また土壌酸度の結果により使用量は調整しましょう。

施肥

枝豆の元肥は、通常の半分にして、畝全体に行き渡るように全面施肥にて施します。

たけぞうさん
たけぞうさん

マメ科野菜は、根に根粒菌が寄生していて、野菜から養分をもらう代わりに、空気中のチッ素を取り込んで野菜に供給しています。そのため、マメ科野菜はチッ素分が少なくても育ちますが、逆にチッ素が多すぎると茎葉が茂るばかりの「つるボケ」を起こしやすくなりますので、化成肥料を通常の半分量に減らすのが基本です。

前述したように、通常の化成肥料の使用量は100g/㎡ですが、マメ科野菜は化成肥料の使用を半分にします。完熟牛糞堆肥3L/㎡、化成肥料50g/㎡が目安です。植え付けの1週間前もしくは2〜3日前に施肥します。

マルチング

枝豆は、非常にカメムシなどの害虫が付きやすい野菜です。そのためシルバーマルチを使用して害虫を寄せ付けないようにします。

STEP3 植え付け

育苗した枝豆の苗の初生葉が出てから植え付けます。

初生葉とは?

初生葉とは、マメ類で双葉の次に出る葉をいいます。枝豆は、双葉、初生葉、本葉の3種類の葉をもちます。下の写真の大きな葉が初生葉で、下の小さい葉が双葉です。初生葉の間から芽を出しているのが本葉です。

植え付けの工程

植え穴の準備

まずはメジャーで測り植え穴の位置を決め、マルチに印をつけます。株間は25cm、列間30cmの2条植えです。

穴掘り君を使って植え穴を開けます。

植え付け前の苗の準備

まず、ポットの枝豆の芽を3本から2本に間引きます。

植え付け前に前を水に浸けて吸水させておきます。

植え付け前の畝の準備

植え穴を開けて、如雨露で水を流し込みます。穴掘り君で土を掘り出しておくといいです。

水が引いたら苗を植え付けます。

植え付け

ポットから苗を取り出して植え付けます。余った土は苗の周りに寄せてマルチを押さえておきます。

これで18株 植え付け完了です。

STEP4 管理

通常の枝豆栽培では、追肥や摘芯など管理作業がいろいろとありますが、私の場合は、全くそれらをしません。するのは、植え付け直後にする害虫対策の防虫ネットだけです。

害虫対策 防虫ネット

枝豆はカメムシの被害を受けやすいですので、定植後より防虫ネットをかけて予防します。

防虫ネット ムシカットストロング 1mm目 180cm×100m

これで枝豆の定植は終了です。便利アイテムを使うとネット張りも簡単に出来ますよ!

STEP5 収穫

下の方から中ほどまでのサヤが充実してきたら収穫します。収穫の適期幅は5~7日と短いので見極めが大事です。

たけぞうさん
たけぞうさん

収穫後は鮮度の低下が激しく、時間とともに甘みが減るため、「鍋を火にかけてから取りに行け!」と言われるほどです。そのぶん採りたては抜群の美味しさですよ!

「畑の肉」と言われる大豆に近い栄養素をもち、タンパク質、脂肪、鉄分を含むほか、大豆にはないビタミンCも豊富です。

株後と収穫するのが楽ですよ!株の下の方から豆が膨らんでくるので、中ほどまでのさやが充実してきたら、株元を持って引き抜きましょう。全部膨らむのを待っていると、採り遅れて豆が硬くなってしまいますので注意が必要です。

収穫直後から鮮度が落ちていくので、収穫したら出来るだけ早く茹でましょう。

枝豆の放任栽培

枝豆の放任栽培は、この植え付けから収穫まで防虫ネットを掛けたまま水やりをする程度で放ったらかしです。枝豆の栽培で有名な断根・摘芯はしていません。防虫ネットをかけっぱなしなので、追肥も一切していません。ホントに収穫まで放置です。

たけぞうさん
たけぞうさん

マメ科の野菜の根には根粒菌が寄生していて、チッ素分が多すぎると葉や茎ばかりが茂る「つるボケ」になってしまいます。なので、私は「つるボケ」にならないためと、チッ素過多によるアブラムシなどの害虫を寄せ付けないようにするために、植え付け後は一切追肥していません。それでもこれだけいい枝豆が収穫できるので、この栽培方法をずっと続けています。

おかげでつるボケや虫害もなく枝豆を収穫できています。

まとめ

枝豆は、大豆を若どりしたもので、大豆に近い栄養素をもち、タンパク質、脂肪、鉄分を含むほか、大豆にはないビタミンCも豊富です。採れたては抜群に美味しくビールのつまみに最高な野菜です!

鮮度が落ちるのが早いので、家庭菜園で栽培すれば毎日採れたてを堪能できますよ!断根・摘芯をした収穫が多くなる栽培方法もありますが、手間なしの放任栽培でも満足いく収穫量が期待できますよ!一度試してみてはいかがでしょうか?

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