ニンニクの育て方 栽培方法と育て方のコツ

ニンニクを育てよう!

疲労回復効果のあるニンニクは、年1回栽培することができる野菜です。植え付けから収穫まで約8か月と栽培期間が長いですが、ニンニクの花茎(ニンニクの芽)も楽しむことができる1回で2度美味しい野菜ですのでオススメですよ。

ニンニクの特徴

科目土壌酸度株間収穫まで連作障害
ヒガンバナ科pH6.0〜6.520〜30cm約8か月あり(輪作年限1〜2年

連作障害には比較的なりにくい野菜です。輪作年限は1〜2年です。

栽培のポイント!

種球には、寒地系と暖地系があります。寒地系では「ホワイト六片」、暖地系では「紫ニンニク」「上海種」などがあります。栽培する地域の気候にあった品種を選びましょう。

ニンニクの栽培スケジュール

ニンニクの栽培スケジュールは次のようになります。

ニンニクの栽培方法

ニンニクの栽培には、下記のステップがあります。

植え付け つるつる植え
  • 種球の下準備
  • 植え付け
管理
  • 追肥
  • 追肥の方法
  • 花茎の摘み取り
収穫
保存

STEP1 土づくり

野菜づくりには、土づくりがとても重要です。植え付け前に必ず野菜の種類に応じた土づくりをしておきましょう。

土壌酸度の調整

ニンニクの栽培に適した酸度は、pHは6.0〜6.5が目安です。有機石灰や苦土石灰を使用して土壌酸度を調整しておきましょう。

土壌酸度の測定の方法はこちら

pH投入量
pH5.0~5.5の時50g/㎡
pH5.0未満の時100g/㎡

※投入量はあくまで目安です。酸度を計りながら調整してください。

施肥

ニンニクは、玉ねぎ同様にそれほど地中深くまで根を張りません。なので元肥は、畝全体に行き渡るように全面施肥にて施します。

施肥量は、完熟牛糞堆肥3L/㎡、化成肥料100g/㎡が目安です。植え付けの1週間前もしくは2・3日前に施肥します。

有機化成肥料 8-8-8 10kg

マルチング

ニンニクの栽培において、基本的にマルチの使用は不要です。ただ肥料分の流出、土の乾燥、雑草を防ぐためにマルチを敷いて栽培しています。

たけぞうさん
たけぞうさん

マルチングをする最大の利点は、植え付けが簡単なこと!玉ねぎ用マルチを使えば、15cm間隔で穴が開いているので、植え付け時に穴の中に苗を植え付けるだけで、手軽に綺麗に植え付けできます。

市販の穴あきマルチは、何cm間隔で穴が開いているのか記載があるので迷うことはないと思います。15cm間隔に穴のあいた穴あきマルチを使用して、簡単手軽に植え付けを済ませましょう!

STEP2 植え付け つるつる植え

ニンニクの下準備に関してはこちらを参考にしてください!

STEP3 管理

さて、ここからはニンニクの管理についてです。ニンニクの管理といえば、追肥ですね。ニンニクは長期栽培なので、長期間肥料の効きが良いボカシ肥を使う方も多いですが、私は化成肥料を使用しています。

有機化成肥料 8-8-8 5kg

追肥

ニンニクの追肥は、冬越し前と休眠明けの2回です。

ニンニクは冬の間に休眠状態に入るため、冬越し前にしっかりと地上部を育てておく必要があります。以前、1回目の追肥のタイミングについて調べたことがあります。

1回目の追肥のタイミング

サイトでよく記載されている1回目の追肥のタイミングは、下記の2通りに分かれます。

  • 植え付けの1カ月後に追肥する
  • 12月に追肥する

どちらが正しいのでしょうか。今わかっていることは、下記の通りです。

  • ニンニクは冬の間に休眠状態に入る
  • 休眠に入るまでに追肥をして地上部をしっかりと育てておく

越冬前の追肥が肝心
光合成によって葉で作られる養分が、冬の間に根と茎に蓄えられ、春になって鱗茎に転流されるので、越冬前に地上部を十分に生育させておく必要があります。そのために、追肥をしっかりと行っておくことが大切です。

やまむファーム

地域にもよりますが、私のイメージだと12月だと寒くなっているので休眠状態に入っているのではないかと考えました。

どちらがいいの?追肥のタイミング

植え付けの1カ月後に追肥

1回目の追肥は、種球を植え付けてから1か月ほど経った頃です。
この頃になると、地上も葉が展開を始めていますし、
土の中でも根がどんどん育っています。
 
このタイミングで追肥を行うことで、
さらに葉や根の生育が格段によくなります。
 
追肥が遅れると、寒くなって休眠状態に入ってしまうため、
遅れないように追肥をしましょう。

ニンニク栽培.com

1カ月後だと葉が茂り始めていますので、寒くなるまでには十分に地位上部が育つと思います。個人的には、休眠前までに十分な生育期間があるため、このタイミングでの追肥がいいのかな?と思います。

12月に追肥

12月・・・なぜ12月なのかは、根拠となる記載がないためによく分かりませんでした。植え付け1カ月後では早すぎて肥料が効きすぎるためにこの時期なのか・・・。ただ個人的には12月だと休眠状態に入ってしまっているのではないかという気がしてならないです。休眠に入ってしまうと追肥をしても効果がないような気がします。

たけぞうさん
たけぞうさん

以上のことから、個人的にニンニクの1回目の追肥は、植え付け1カ月後が良いと考えています。

※タイミングについては、地域性や個人の考え方がありますので、上記にこだわる必要はありません。大事なことは、冬越しする前に1回追肥をして地上部をしっかりと育てておくこと!これが目的ですからTPOに合わせて実施するのが良いと思います。ただしニンニクは追肥の時期が遅れると病害が発生しやすくなるので、適期に追肥を行うようにしましょう。ご参考までに!

2回目の追肥のタイミング

2回目の追肥のタイミングは、休眠から目覚め活動を再開し始める頃です。ニンニクは地域にもよりますが、2月下旬〜3月上旬頃に休眠から覚め始めます。なので、2回目の追肥は3月頃に行うのがタイミング的にいいと思います。

2月下旬頃のニンニク

追肥の方法

ニンニクには、穴あきマルチを使用しています。穴あきマルチを使用している場合の追肥は以下の方法があります。

  • 植え穴にまく
  • マルチの上からバラまく
  • 株間に穴を開けてまく
たけぞうさん
たけぞうさん

肥料が株に当たると、肥料焼けを起こしてしまいますので、土とよく混ぜておきましょう。ニンニクや玉ねぎなど冬越しする野菜は長期栽培になりますので、長期間肥料効果が持続するぼかし肥などが推奨されていますよ。

花茎の摘み取り

春になるとニンニクの葉の間から花茎と呼ばれる芽が伸びてきます。この花茎を摘み取らずに放置しておくと球が太らなくなりますので、これを摘み取ってしまいましょう。摘み取った花茎は「ニンニクの芽」といい食べることができます。

付け根からハサミで切り取り、もしくは手で折ります。手で掴んで引っ張ると抜けるという情報もあります。何度も言いますが、ニンニクの花茎は放っておくと、球が太らずに株が早く枯れてしまうため、花茎が出てきたら早めに摘み取るようにします。

たけぞうさん
たけぞうさん

ニンニクの花茎は、ニンニクの芽として食べることが出来ます。よく肉と一緒に味付けして販売されているアレです。美味しいですよ!(^^♪

STEP4 収穫

葉の一部が枯れてきたら、付け根を持って引き抜きます。 収穫適期は、5月中旬から6月頃、地上部の葉が全体の8割ほど枯れたら収穫します。 ニンニクを痛めない様に、収穫は晴れた日に行いましょう!

STEP5 保存

収穫後、2〜3日ほど風通しの良いところで乾かします。茎が乾燥したら葉と根を切り落とし、3、4個ずつ茎のつけ根をヒモで縛って束ねます。さらに2束ずつヒモで縛って吊るせるようにします。風通しがよく、雨と直射日光が当たらない軒下などに吊るしておくと長期保存ができます。

私は面倒くさがり屋なので、トレイに入れて風通しの良いところで保存しています。

まとめ

疲労回復効果のあるニンニクは、β-カロテン豊富な緑黄色野菜です。またアリシンが豊富で、豚肉などビタミンB1を含む食べ物と組み合わせると疲労回復効果がアップします!栽培期間が8か月とかなり長いですですが、ニンニクは生長の過程でニンニクの芽を収穫できます。このニンニクの芽は肉と炒めるととても美味しいですよ!

種球には、寒地系と暖地系の品種がありますので地域にあった品種を選びましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です