玉ねぎの育て方 栽培方法と育て方のコツ

玉ねぎを育てよう!

玉ねぎは、冬の寒さに当たって球が太るので、栽培スタートのチャンスは年に1回、晩秋から初冬のみです。植え付けが遅れると、寒さでうまく育たなくなるため、タイミングを逃さすに植え付けましょう。

玉ねぎの特徴

科目土壌酸度株間収穫まで連作障害
ヒガンバナ科pH6.5~7.015cm約6か月あり(輪作年限1年

連作障害には比較的なりにくい野菜です。輪作年限は1年です。

栽培のポイント!
  • 適正サイズの苗を植え付ける
  • 根切りで根張りを良くする
  • 苗を深植えしない
  • 追肥のタイミングを守りとう立ちを防ぐ

玉ねぎの栽培スケジュール

玉ねぎの栽培スケジュールは次のようになります。

玉ねぎは、極早生、早生、中生、中晩生、晩生と品種がたくさんあります。一般的には、新玉と呼ばれる極早生品種や貯蔵性に優れた晩生品種が良く作られています。

極早生は、11月中旬頃に、晩生は12月上旬頃までに植え付けましょう。

玉ねぎの栽培方法

玉ねぎの栽培には、下記のステップがあります。

苗の選定

植え付けに適したサイズの選定

植え付け前の下準備

管理

追肥

収穫
保存

STEP1 土づくり

野菜づくりには、土づくりがとても重要です。植え付け前に必ず野菜の種類に応じた土づくりをしておきましょう。

土壌酸度の調整

玉ねぎの栽培に適した酸度は、pHは6.5〜7.0が目安です。有機石灰や苦土石灰を使用して土壌酸度を調整しておきましょう。

土壌酸度の測定の方法はこちら

pH投入量
pH5.0~5.5の時50g/㎡
pH5.0未満の時100g/㎡

※投入量はあくまで目安です。酸度を計りながら調整してください。

施肥

玉ねぎは、鱗茎が太ってできる野菜ですので、それほど地中深くまで根を張りません。なので元肥は、畝全体に行き渡るように全面施肥にて施します。

施肥量は、完熟牛糞堆肥3L/㎡、化成肥料100g/㎡、骨粉(熔りん)50g/㎡が目安です。植え付けの1週間前もしくは2・3日前に施肥します。

たけぞうさん
たけぞうさん

玉ねぎは、「骨粉」などリン酸を多く含む肥料を入れると玉が充実しますリン酸は地下にしみていかない性質があるため、深く伸びるタマネギの根がリン酸を吸えるよう、あらかじめ深く混ぜておきましょう。

マルチング

寒さに強く、寒さを経験することで球が太る玉ねぎの栽培において、基本的に冬の防寒は不要です。ただ肥料分の流出、土の乾燥、雑草を防ぐためにマルチを敷いて栽培しています。

たけぞうさん
たけぞうさん

マルチングをする最大の利点は、植え付けが簡単なこと!玉ねぎ用マルチを使えば、15cm間隔で穴が開いているので、植え付け時に穴の中に苗を植え付けるだけで、手軽に綺麗に植え付けできます。

市販の穴あきマルチは、何cm間隔で穴が開いているのか記載があるので迷うことはないと思います。15cm間隔に穴のあいた穴あきマルチを使用して、簡単手軽に植え付けを済ませましょう!

STEP2 苗の選定

購入した玉ねぎの苗はこのようになって束ねられています。これを今から選定します。

なぜ苗の選定が必要?

玉ねぎの苗選びはとても重要で、太くても細くてもダメなんです。太すぎると春になると「とう立ち」しやすくなり、細すぎると寒さで枯れたり、十分に球が太らなかったりする可能性があります。

苗の選定基準

玉ねぎの苗選びでの見極めポイントは、白い部分の根元が鉛筆くらいの太さがベストと言われています。鉛筆の太さ、約7〜8mmの太さとなります。

たけぞうさん
たけぞうさん

とう立ちせずに十分よく太った球を作るためにも、上記の基準にあった苗を選んで植え付けていきましょう。

STEP3 植え付け 根切り植え

では、ここから苗を植え付けていきます。

ここで苗の根張りを良くするためにひと工夫します。苗から伸びた根をカットします。

植え付け前の下準備 根切り

苗の根切り

玉ねぎの苗をそのまま植え付けてもいいのですが、古い根は枯れるだけなので1㎝程度にカットします

根を切ることで苗にストレスがかかり、新たな根を伸ばそうと活性化し結果的に根が伸びるのを促進し活着しやすくなります。

伸びた根を1cm程度に切ります。

根が長いままだと植え付けもしにくいですから、一石二鳥です。(*^^)v

苗の葉を1/3ほどカットする

伸びた葉も1/3程度カットします。ネギ類は生命力がありますので心配いりません。活着して新しい芽が伸びてきます。この葉を残していても枯れていくだけなので、植え付け時に邪魔になるものは極力少なくしています。

植え付け

植え穴を開ける

まずは、植え付ける場所に指で穴を開けます。深さは2~3㎝程度です。

植え付け

次に、植え穴に苗を入れて植え付けます。

植え付けた後は、しっかりと土と密着するように株元を手で押さえておきましょう。

たけぞうさん
たけぞうさん

植え付け時の注意点として、玉ねぎの苗は、深植えにしてしまうと芽の生長を阻害しますので気を付けましょう。

  1. 芽の生長点は埋めない
  2. 白い部分の半分程度を埋める

植え付け時には、必ず2つのポイントに気を付けて植え付けしましょう!

STEP4 管理

さて、ここからは玉ねぎの管理についてです。玉ねぎの管理といえば、追肥ですね。玉ねぎは長期栽培なので、長期間肥料の効きが良いボカシ肥を使う方も多いですが、私は化成肥料を使用しています。

追肥

玉ねぎの追肥は、タイミングがとても大事です。この追肥のタイミングによりとう立ちにならないように

  • 極早生玉ねぎの追肥の時期は、12月初旬と1月下旬〜2月上旬の2回です。
  • 晩生玉ねぎの追肥の時期は、12月下旬~1月、2月、3月の3回です。

追肥の方法

肥料は、わざわざマルチの穴一つひとつに撒いてはいきません。畝全体にバラまくようにしています。肥料の入り具合は確認して撒いていますが、マルチの上に残った肥料は雨とともに穴に流れていくのであまり気にしていません。

STEP5 収穫

玉ねぎの収穫は、全体の7~8割の葉が倒れたら収穫適期です。

玉ねぎやジャガイモなど、土の中で育つ野菜を収穫する場合は、晴れた日が続いた土が乾いているタイミングで収穫しましょう。土が濡れている状態で収穫すると、収穫の際に表面に傷がつき痛みやすくなります

たけぞうさん
たけぞうさん

極早生玉ねぎは、鱗茎がある程度ふくらんできた時から収穫することで、柔らかい葉も一緒に食べられるお得な野菜です。収穫近くになると葉が硬くなってしまうので、葉ネギとして食べるなら葉が倒れる前がおススメです。

STEP6 保存

1日~2日は畝の上や風通しの良い場所に並べて乾燥させます。

茎が乾燥したら、根を切り取り、葉を10cmくらい残して切り取ります。4、5個ずつ葉のつけ根をヒモで縛って束ねます。さらに2束ずつヒモで縛って吊るせるようにします。風通しがよく、雨と直射日光が当たらない軒下などに吊るしておくと長期保存ができます。

まとめ

玉ねぎは、冬の寒さに当たって球が太るので、栽培スタートのチャンスは年に1回、晩秋から初冬のみです。新玉と呼ばれる極早生品種や長期保存が可能な晩生品種があります。栽培期間が6ヶ月間と長期間ですが、手間がそれほどかかりませんので、冬の間、空いた畝を利用して栽培してみてはいかがでしょうか?

玉ねぎは、家庭でもよく使う野菜だと思います。美味しい新鮮な新玉が楽しめる極早生、長期保存ができる晩生、品種により用途が違うのでお好みに合わせて栽培しましょう!

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