
苗の植え付けで活着しやすいコツとかないですか?
こんな悩みにお答えします。
- 苗の植え付け手順と活着しやすい植え付け方のポイント

これを読み終わると、活着しやすくなる苗の植え付け方が分かりますよ。
それでは、初心者の方が野菜作りを始める上で、知っておくべき基礎知識として「活着しやすくなる苗の植え付け方とコツ」をご紹介します。
目次
活着しやすくなる苗の植え付け方

- 畝の整備
- マルチング(必要時)
- 苗の下準備
- 植え付けの工程
- 苗をポットから出す手技
STEP1 植え付け前の準備
畝の整備
栽培する野菜の特徴に合わせた畝を作ります。畝の種類やその特徴はこちらをご参照ください。
適した畝の形を選び畝立てをしたら、表面に凹凸がないように均します。
マルチング(必要時)
栽培する野菜にとって必要であれば被覆資材であるマルチを張りましょう。マルチには、様々な種類があります。詳しくは、こちらをご参照ください。
マルチは、土をかけて固定するか、マルチ止めを使って固定します。
マルチングの工程は、こちらをご参照ください。
ここがポイント!
STEP2 植え付け
植え付けの工程
まずは、苗の植え付ける位置を決めます。メジャーで株間の間隔を計り、畝に印をつけます。

次に、印をつけたところに穴を開けます。※マルチを使用している際は、穴掘り君などを使い穴を開けましょう。

マルチが風でバタつく時には、シート押えでマルチを押さえておきましょう。

ここがポイント!
水の入ったバケツを用意し、苗を水に浸けます。
植え付ける前に苗自身に吸水させておくことで、活着が良くなり植え付け後に枯れる心配が大幅になくなります。

植え付け用の穴を開けたところの土を掘り出します。この時、あらかじめ植え穴にポットを入れて深さを確認しましょう。※穴掘り君で穴を開けると、同時に土を掘り出せます。

ここがポイント!
植え穴に如雨露で水をたっぷり注ぎます。植え穴に水を注ぐ時は、如雨露から出る水を一旦手で受け止めて注ぐようにすると周りの土が崩れません。
苗を植え付けた後に水やりをしても悪くはありませんが、土の表層部分にしか水が浸透していかないことが多いです。あらかじめ植え穴に水を注ぐことで、深部にまで水が浸透していき、植え付け後の活着が良くなります。

水が引くのを待ちます。

水が引いたらポットから苗を取り出して植え付けます。余った土は苗の周りに寄せ、マルチの中に風が入らないように植え穴を押さえておきましょう。こうすることでマルチの保温効果が発揮されます。

最後に、水やりをして終了です。
苗をポットから出す手技





使用する資材
まとめ

今回は、初心者の方が野菜作りを始める上で、知っておくべき基礎知識として「活着しやすくなる苗の植え付け方とそのコツ」をご紹介しました。
野菜づくりをする上では、必ず行う作業ですので、ポイントを押さえて作業をするようにしましょう!植え付ける前の苗の吸水、植え付け穴への注水は、植え付け後の生育に大きく影響しますので是非やってみてください。
- 植え付ける前、苗に吸水させておく
- 植え付け穴へたっぷり注水する
では、これからも家庭菜園をエンジョイしましょう!