
もし自分で野菜を作ることが出来たら、不作で高騰した野菜を買わなくて済むのになぁ…と思った事はありませんか?
これを読めば家庭菜園の始め方が分かります。
- 家庭菜園の始め方を4つのステップで解説します
- 家庭菜園を始めたいけど、やり方が分からない人
- 露地栽培とプランター栽培で悩んでいる人
- 野菜づくりを何から始めたらいいか分からない人
ここでは、野菜づくりを始めたいと考えている人の後押しや、初心者の方が少しでも迷わずに家庭菜園を始めることが出来るように、その手順と始めるために必要なことを解説していきます。
目次
野菜づくりを始めるための4つのステップ

まずは、家庭菜園の始め方を解説していきます。
自分が求めている野菜づくりの指導書を探す
植え付ける野菜や場所、数量などを計画を立てて決めておく

①まずは、家庭菜園の規模を決めていきましょう。
②次に、もし地植えをするのであれば、どこでするのかを考えましょう!
- 自宅の庭?
- 畑を借りる?

プランター栽培は、日当たり、プランターを置くスペースの確保が出来れば大丈夫です!
これをまずはしっかりと決めて、今後の方向性を考えていきましょう。

自宅の庭でするのであれば、STEP2に進みましょう!
畑を借りるのであれば、誰に借りるのかを考えましょう。
- 市民農園を借りる?
- レンタル農園を借りる?
市民農園を借りる
市民農園は、各自治体が運営する貸農園です。市民農園を1年間借りる時の相場は、年間5000円未満のものが約5割、5000円~10,000円未満のものが約3割となっています。また多くはありませんが中には無料の農園も存在します。レンタル農園のように最初に支払うお金はかかりません。
市民農園に関しては、農林水産省のホームページにある【全国市民農園リスト】から、全国の貸し農園の場所や金額を調べることができるようになっています。
レンタル畑を借りる
企業が運営している農園から畑を借りるシステムが、レンタル農園です。アドバイザーが農園に常駐していて、肥料・種・苗・水をはじめ、農具なども農園側が用意してくれているのが特徴で、畑の事や野菜のことが全くわからない初心者でも安心して野菜を育てることが可能です。
レンタル農園の中でも人気が高いのがシェア畑です。レンタル農園を借りた家庭菜園の始め方をまとめてみましたので、興味のある方は、是非ご覧になってください。


プランターがあれば、多くの方が気軽に始められる家庭菜園です。場所を取らず手軽に野菜づくりがしたい方は、プランター栽培がおススメです。もし野菜の種類を増やしたくなればプランターを増やすだけOKです。気軽に手軽に出来るところがプランター栽培の良いところです!(^^♪
プランター栽培の始め方をまとまてみました。興味のある方は、是非ご覧になってください。

プランター栽培というと、畑で作る露地栽培と違い本格的な野菜づくりは出来ないと思われがちですが、そんなことはありません。収穫量こそ畑よりも少なくなるかもしれませんが、好きなものを好きなだけ育てられますし、やり方次第では露地栽培よりもお洒落に野菜を栽培できます。
葉物野菜コーナー🥬🥬🥬
— そらまめくん (papo-papo) (@jiyuuna_kurashi) September 23, 2019
まん中はペットボトルに
人参を蒔きました🥕#ベランダ菜園 pic.twitter.com/GQTOc5X7QG
初心者の方でも簡単・手軽に始められる栽培セットをご紹介しています。


家庭菜園の規模を決めたら、お手本となる教材を探しましょう!
野菜づくりを始める際に、何もお手本となるものが無いとやり方が分からなかったり、必要なものを揃えられなかったり、解決方法を探る手立てがなく困ったりすることが出てくると思います。
あらかじめ自分に合った教材を探しておくことで、迷うことなく野菜づくりがスムーズに運びます。

途中で挫折することもなくなりますよ!
野菜づくりには、様々な方法があります。有機栽培や自然農法、プランター栽培などです。必ず自分が求めている野菜づくりの指導書を選びましょう!



さて、ここまで来たらあとは、野菜づくりをするために必要な道具や資材を揃えましょう!露地栽培とプランター栽培では、必要となるものが違ってきます。それぞれの用途に合わせて必要となるものを揃えていきましょう。またこれらの道具っ資材は、HCやネットなどで購入できます。じっくりと考えて検討していきましょう!必要となる菜園道具や資材をまとめてみました。
まずは、野菜づくりをするために必要な道具を揃えましょう。露地栽培とプランター栽培では、揃えるものが少々異なります。
基本的な菜園道具
- スコップ
- 耕運機(作付け面積が広い場合)
- 鍬
- 移植ゴテ
- 長靴
- 手袋
- 園芸はさみ
- メジャー
- 酸度計
- プランター
- 移植ゴテ
- 鉢底石
- 園芸バサミ
- 手袋


上記の物があれば、家庭菜園は始められます。あとは、野菜の栽培の仕方で必要となってくるものがあります。
管理作業で必要となる菜園道具
- マルチ
- 支柱
- 防虫ネット
- ビニールフィルム
- 不織布
- つるものネット
- 防虫ネット
- 支柱
野菜の育て方により様々なものが必要になりますので、その都度必要な時に揃えると良いでしょう!


次に、野菜づくりに必要な資材です。堆肥・石灰・肥料・培養土(プランター用)などです。これも露地栽培とプランター栽培では、揃えるものが異なります。
- 石灰
- 堆肥
- 肥料
- 基本用土
- 培養土
- 肥料
※プランター栽培では、基本的に培養土を使用するため、堆肥や石灰は必要ありません。


最後に、野菜づくりのための作付け計画を立てましょう。
- まずは、使用できる畑のサイズを計り、畝幅90cmの畝が何本出来るのか、畑の区分けをしましょう。
- 次に、育てたい野菜をリストアップしましょう。
- リストアップした野菜に優先度を付けましょう。
- 簡単なカレンダーを作成し優先度の高い野菜から順に記載していきましょう。
野菜にはそれぞれ栽培に適した時期があるので、栽培時期を調べてカレンダーに記していきます。その他には、野菜の後作の相性や、連作障害を防ぐための輪作など、カレンダーに記すうえで考慮するものがたくさんあります。
連作障害についてはこちらをご参照ください。
作付け計画を立てることにより、野菜の栽培時期や連作障害にならないための野菜の分類、野菜の相性などを調べることになりますので、勉強になります。また土づくりを開始する時期や育苗の開始時期などが逆算して分かりやすくなるのもポイントです。計画の立案は、やることが明確になるのでおススメです。

家庭菜園を始めるために必要なことは1つ

行動すること!
なぜなら、何事も行動しなければ始まりません。まずは思い切って行動してみてください。行動することが家庭菜園の第一歩です!
まとめ

家庭菜園の始め方をおさらいしましょう。
- 家庭菜園の規模を決める
- 自分に合った指導書を決める
- 必要な菜園道具、資材を揃える
- 作付け計画を立てる
家庭菜園を始めるのは、難しいことはありません。ただしっかりと自分の中でどのような野菜づくりをしたいのかイメージを膨らませて計画を立てていくことが大事です。
お手本となる指導書を見つけそれに沿って実践していくことが、スムーズに野菜づくりをすることが出来る秘訣です!


