堆肥・土壌改良材の基礎知識 石灰・堆肥・土壌改良材の種類と特徴

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野菜づくりで使用する堆肥なんかの資材は、種類が多くてどれを使ったらいいのか分からないわ。

こんな悩みを解消します。

本記事の内容

  • 野菜づくりで使用する石灰・堆肥などの種類や特徴を紹介

野菜づくりで使用する資材は色んな種類のものがあってどれを使ったらいいのか悩みますよね?

買ってはみたものの使いたかったものとは違ったとか、どれを選んだらいいのかその用途が分からないなど、困ることが多いと思います。

そこで、今回は、初心者の方が野菜作りを始める上で、知っておくべき基礎知識として「石灰・堆肥・土壌改良資材の種類と特徴」をご紹介します。

これを読めば、この資材はこれを選んだらいいのかと見当が付きやすくなり、今までの悩みは解消します。特に初心者の方には基礎知識として持っておいた方が良いと思います。

石灰の種類

一般的に家庭菜園で使用されている石灰は、苦土石灰、有機石灰の2種類です。

石灰の種類や特徴についてご紹介します。

生石灰

生石灰は、石灰石を粉砕して焼成したものです。水を加えると発火するほどの高熱を発する性質があるため園芸には不向きの石灰です。家庭菜園では使用しません。

消石灰

消石灰は、生石灰を水と反応させて作られたものです。アルカリ性がとても強いため、強い酸性土壌を速やかに調整するのに向いています。ただ皮膚かぶれや目に入ると失明するといった危険性があるため取り扱いには注意が必要です。

苦土石灰

苦土石灰は、「ドロマイト」と呼ばれる岩石を使いやすいように粉状や粒状にした肥料です。炭酸カルシウムと酸化マグネシウムが主な成分です。苦土というのはマグネシウムであり、石灰はカルシウムのことです。すぐには溶けないので速効性はありませんが、根を傷めることもありません。

有機石灰

有機石灰は、牡蠣殻や貝殻を焼いて粉砕したものです。他の石灰に比べゆっくり効くというイメージで土が柔らかくなるという効果もあります。効果が緩やかなので石灰を入れるタイミングを気にせず使用することができるため、家庭菜園初心者の方におススメです。

堆肥の種類

堆肥には、土壌改良として用いられる植物質堆肥 と、肥料として用いられる動物質堆肥の2種類があります。

堆肥の種類や特徴についてご紹介します。

植物質堆肥

植物質堆肥は、落ち葉、樹皮、もみ殻、ワラなど植物質の有機物が主材料の堆肥です。肥料成分が少ない代わりに土壌微生物が好む炭素を多く含んでいるため、土作り効果が高いのが特徴です。

もみ殻堆肥

もみ殻とは玄米を守っている固い殻の部分から作られた堆肥で、通気性や水はけを良くします。あらゆる土質の畑に向く堆肥で、特に粘土質の畑で使うと劇的に土壌改良が進みます。完熟したものは保水性があるため、水持ちを良くすることもできます。

腐葉土

ケヤキやコナラ、ブナなどの広葉樹の落ち葉を土を間に挟んで積み重ね、水を加えて長期間発酵させ土状になったものが腐葉土です。腐葉土というように「土」という字が付いていますが、植物や作物を育てる土を改善するための堆肥です。植物の繊維分が多く含まれ、ミネラルも豊富に含まれています。保水性・排水性に優れ、保肥力もあり、土をふかふかにする効果に優れています。

バーク堆肥

バーク堆肥とは樹木の皮を発酵させて作った堆肥です。多孔質で通気性と保水性が良いためとても軽く、土をふかふかにさせるので土の通気性や保水性、排水性を改善します。保肥力をアップする効果もあり土壌改良によく使用される資材です。

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動物質堆肥

動物質堆肥は、牛ふん、豚ぷん、鶏ふん、馬ふんなどの家畜ふんが主材料の堆肥です。土づくり効果と同時に肥料効果も望めます。

牛糞堆肥

完熟発酵した牛糞堆肥には、有効微生物のおかげで植物が吸収しやすいよう有機物を分解してくれるため土の団粒化を進め良質な土壌にしてくれます。

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馬糞堆肥

牛糞堆肥同様、豊富な繊維分があるため、土壌の通気性や排水性、保水性が改善される性質を持っています。

豚糞堆肥

豚糞を堆積発酵させたもので肥料分を多く含み、繊維分は他のものに比べやや少なめになります。

発酵鶏糞

鶏糞を堆積発酵させたもので鶏糞堆肥とも言いますが、おもに発酵鶏糞と呼ばれることの方が多いかもしれません。堆肥というよりも化成肥料並みの速効性のある肥料です。窒素・リン酸・カリの三要素を多く含みます。

石灰と堆肥

消石灰や苦土石灰は、窒素の多い堆肥と同時に使用すると、化学反応を起こしてアンモニアガスが発生し、堆肥に含まれる窒素分が消失してしまいます。この二つの石灰を使用する際は、肥料投入までの期間を最低でも1~2週間程度空けましょう。

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窒素の多い堆肥というと動物質堆肥ってこと?

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たけぞうさん

そう。牛糞堆肥なんかの動物質堆肥と同時に使ってしまうと化学反応を起こしてしまうってこと。有機石灰以外を使用する時は、十分な期間が必要ってことだね。

MEMO
牡蠣殻などの有機石灰、アルカリ性質を持つもみ殻くん炭では、上記のような化学反応は起きないので、消石灰や苦土石灰の使用に不安のある方は有機石灰の使用がおススメです。また酸度調整のための十分な日数が足りない場合にも、同時投入が可能な資材ですので使用しやすいです。

土壌改良資材

植物質堆肥以外にも土壌の改良に使われる資材があります。

もみ殻くん炭

もみ殻くん炭は、もみ殻をいぶして炭化させたものです。アルカリ性をもっているので、酸性に傾いた土壌を矯正するだけでなく、保水性、保肥性、通気性などを向上させ土壌をふかふかにしてくれる効果があります。また、アブラムシ等の害虫を忌避してくれる効果があるのも特徴です。

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まとめ

今回は、初心者の方が野菜作りを始める上で、知っておくべき基礎知識として「石灰・堆肥・土壌改良資材の種類と特徴」をご紹介しました。

美味しい野菜を作るためには、土壌生物が棲みやすい環境を整えることが大切です。そのために適切な堆肥や土壌改良資材を使用して、土壌を適正なバランスに整えましょう!石灰と堆肥との関係も忘れないようにしましょう。

では、これからも家庭菜園をエンジョイしましょう!

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